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Saturday, June 24, 2006

フロリダ・シューティングレンジ(2)

ダイハードトリロジー」というDVD Boxを購入した。このところスキンヘッドのブルースウィリスばかり目にしていたせいか、髪の毛が残っている姿には妙に違和感がある。ダイハードシリーズの1は高層ビル、2は空港、3はニューヨークの街そのものを舞台にしているが、シリーズものの宿命なのか、舞台が大きくなって扱いきれなくなったのか、1が一番面白かった。

さて拳銃のつづきである。ダイハード2の冒頭で、ジョン(ブルースウィリス)がテロリストの持っていた拳銃について空港警察署長に説明するシーンがある。その中で「グロック7はプラスティック製だから金属探知器にかからない」というセリフがあった。

プラスティック

プラスティックで十分な強度と耐久性を得られるのだろうか。ベレッタの造形に対するのとは違う、工学的な好奇心がむくむくと湧いてきた。そこでフロリダのシューティングレンジでは、タウラスPT100の次にグロック26も撃たせてもらった。グロック26はダイハード2に出てきたグロック7よりかなり小型で、手のひらにすっぽり収まるぐらいの大きさである。グロックは「24」のジャック・バウアーも持っていたから、最近は映画やドラマではベレッタよりグロックの方が流行っているのだろう。



見てわかるとおり、明らかにプラスチッキーな質感で、軽くて持ちやすく、一見するとモデルガンと変わらない。反動はかなりあるが、予想以上によく当たるので、精度は高いのだろう。形状で面白いのは撃鉄とセーフティスイッチがないことである。セーフティはどこにあるのかと思ったら、引き金が2重になっていて、ちゃんとグリップして下側のロックを引かない限り、引き金が動かない仕組みになっていた。危ないのか、危なくないのかはよくわからない。タウラスPT100と同様に9mm弾1ケースを撃ちきった。

フロリダのシューティングレンジではいい経験をした。拳銃が殺傷目的の武器であることは変わらないが、一度撃ってみて怖さを知っておくのは大事だと思う。そこが麻薬とは違うところだろう。

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