Googleフリークへの道(4) 再興期: Gcalendar
読み飛ばして溜まってしまう定期配信メールのアドレスを少しずつGmailに移し替え、それぞれにラベル付けをして整理することにした。Gmailのメール検索機能を使えば立派なデータベースとして使えるからだ。しばらくは日本語版で十分楽しめたのだが、Gmailのもう一つの特徴であるGcalendar連携機能を使いたくて英語版に切り替えた。
GcalendarとはWebページで動作するスケジュール帳である。Microsoft OutlookのWeb版と思えばよく、実際操作感も似たようなものだ。Gcalendarは、Ajaxにできることなら何でもやってみようという、Google開発チームの意気込みを感じ取れるツールである。細かいことだが、こうだったらいいなと思う点は大抵作り込まれている。どれもマニアが飛びつくような目新しいものではないが、Cybozuのような他のWebスケジュール帳を使っていて日常的に気になる点を挙げてみよう。
- スケジュール変更のときにいちいち日時を打ち直すのはいやだ。
- Ajaxの本領発揮といったところだが、GcalendarはOutlookのようにイベントをマウスでドラッグして直感的に変更することができる。
- 定期的ではないが、何回か発生するイベントはコピーして日付だけ変えたい。
- これは他のスケジュール帳でもできるが、Gcalendarではコピーしたイベントの日付時刻フィールドにマウスをポイントするとフィールドのすぐ下(別画面ではない)にカレンダが表示され、日付や時刻を選択することができる。
- 指定したイベントのみリマインダが出る方がよい。
- Gcalendarはリマインダをイベント毎に指定することができる。
- いつ何があったか、何があるかをさっと確認したい。
- GcalendarのAgendaタグで素早く一覧表形式に変換できる。またGoogle検索エンジンを使って特定のキーワードを含むイベントのみ抽出することができる。これが便利である。
- カレンダを仕事とプライベートなど、いくつか使い分けたい。
- Gcalendarは複数のカレンダーを作ることができる。またカレンダを他のユーザに公開することもできる。
- GUIだけでなく、キーボードから文字列を打ち込んでイベントを作成したい。
- Gcalendarは、決められた構文で文字列を打ち込むと、スケジュール帳にイベントを作成できるQuickAddという機能を持っている。Gmailのメッセージにカレンダ形式ファイルを添付送付してイベントを作成することもできる。
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