Googleフリークへの道(5) 進行期: Firefox QuickAddエクステンション
GcalendarのQuickAdd機能は大変便利である。イベント入力フォームを使わなくても、文章でイベントが作成できるからである。例えば、メール送信文やワープロ文書を作っている途中でカレンダにイベントを追加しなければならないとき、今やっていることの続きで文章を打ち続けられるという印象があり、ストレスが少ない。こればかりは皮膚感覚の問題だから、面倒臭く感じる人も多いかもしれないが、新鮮なインターフェースであることは間違いないだろう。ヘルプを見ると未完成であることが強調されているのだが、特別なことをしない限り、今でも十分実用に耐える。例えば、「日曜日(7/8)午後3時に渋谷のCafeでA氏と待ち合わせ」をQuickAdd構文にすると次のようになる。場所のat、in、時間のtoを意識する程度で普通のイベントなら簡単に作成できる。toがなければデフォルトで1時間イベントが作成される。ただし、過去日付を入れるときは年まで指定しないと1年先にイベントが作成されてしまうので注意を要する(最初は入力に失敗したのか思った)。
A氏と待ち合わせ at 渋谷のCafe Sunday 3pm
もう少し日本人の思考の流れに合わせた書き方でも通用する。例えば「7月8日の11:30から15:45まで量販店で買い物」の場合は、次のようになる。
7/8 11:30 to 15:45 買い物 at 量販店
確かに便利なのだが、Google Calendar画面を表示している状態でこの入力方法を使うメリットはあまり感じられない。間違いがないかどうか構文を確認しているぐらいなら、横に出ているカレンダをつついてさっさとイベントを作成した方が早いからである。
しかし世の中には優秀な人がいるものである。ものぐさのニーズにもきっちり応えてくれるFirefox用のQuickAddエクステンションが既に開発されていた。これは日本語にも対応しており、インストールした瞬間から愛用のツールとなっている。Gcalendarを表示していない状態でも、Ctrl+:(ショートカットの表示はCtrl+;だが、日本語キーボードではコロンを使う)でテキスト入力フィールドが表示される。ここにQuickAddの構文と同じように入力すると、Gcalendarに自動的に登録してくれる。このエクステンションを使って、バタバタとイベントを作成した後、おもむろにGcalendarを開いて、ダブルブッキングなどの調整をすればよい。マウス操作が一切不要なので実に便利である。正直言ってこのエクステンションのおかげで、Firefoxから離れられなくなったのである。
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